こんにちは。いろいろあるよblogです。
ブログ1年目の、2018年度の収益・経費が確定し、帳簿付けも完了しました!
ブログでどのくらい稼げたのか、経費に何を落とせるのか、どのように記帳すれば……
といった事が分かるようになっています。
人物像
まずは、私の人物像から。
- 2017年10月~ ブログを運営 (1年目)
- 個人事業主
- 青色申告
- 学生 (収入はネットのみ)
2018年の9月1日が、個人事業主としての開業日です。
今年は利益が少なかったため、青色申告の簡易帳簿(10万円)を選択しました。
今回、私は以下のソフトをサンタ🎅に貰い(^▽^)/、使用してみました。
簿記の経験0ですが、出納帳や経費・売掛帳が全て連動していたので、手こずることは無かったです。
※65万円控除がある複式簿記は、一つ上のらくだ青色申告が対応しています。
ただ、世間に知れ渡っているソフトの方が、ネットで参考になる情報が出回っています。
(固定資産の所で少し悩みました。)
収益
サービス | 収益額 |
Google Adsense | 33,183円 |
ココナラ | 4,528円 (手数料:1,520円) |
A8.net | 1,026円 |
x-lift | 423円 |
Access Trade | 4,477円 |
執筆依頼 | 25,000円 (共同・手数料:1065円) |
スポンサー | 6,500円 |
合計 | 73,934円 |
1月の収益が合計で125円だったことを考えると、かなり多くなったという印象です。
アレッ、確定してからお金を貰うまでに数か月の差があるよ(;^ω^)
例えば、Google Adsenseだと8000円以上にならないと振り込まれないですよね。
この場合は、売掛を使います。
売掛でつける
今回のように、収益が確定してから支払われるまでに時間が空いている場合、
売掛帳を使用します。
AdsenseやAmazonアソシエイトなど、それぞれのサービスごとに分けて記帳を行います。
売り上げが確定したときは、以下のように書きます。
2018/○/31 | 売上高 | 1,305円 |
AdsenseやA8.netなど、1か月ごとに確定するものは、月末にまとめて1回記帳します。
お金を受け取るときは、
2018/□/22 (振り込まれた日) | 売掛金回収 | 12,224円 |
と記帳し、預金出納帳にも
2018/□/22 | 売掛金回収 | Google Adsense | 12,224円 |
と記載します。
直ぐに受け取る
反対に、お金をすぐに受け取る(個人取引など)の場合は、出納帳に
2018/□/13 | 現金売り上げ | 12,224円 |
と記帳します。
手数料
ココナラでは、売上の30%・PayPalでは、海外からの送金手数料がかかります。
この場合は、一度全てを売り上げで記載し、受け取る際に手数料を経費として計上します。
(例)ココナラの場合・売掛帳
2018/□/13 | 売上高 | 3,000円 |
2018/▲/25 | 支払い手数料 ※経費になります。 | 900円 |
2018/▲/25 | 売掛金回収 | 2,100円 |
仕入れ
ECサイトを運営する予定で、仕入れを行いました。
(仕入れは経費にならないので、ご注意ください!)
2018/10/22 | 仕入高 | 17,491円 |
経費
経費は、事業で使用した金額のみを計上できます。
そして領収書は、7年間保管しなければならないことに注意してくださいネ。
(届け出を出せばスキャン・電子データでの保管はできますが、かなり要件が厳しいです。。)
ドメイン代 (3つ) | 4,794円 |
サーバー代 | 6,480円 |
noteでのコンテンツ購入 | 2,531円 |
イラスト(ココナラにて依頼) | 2,000円 |
共同でレビューを書いた分 | 12,000円 |
Udemy (プログラミング等の動画) | 12,800円 |
電気代 (1割・家事按分) | 25,315円 |
プロバイダー料 (2割・家事按分) | 11,193円 |
WordPressのテーマ | 10,980円 |
名刺 | 1,129円 |
キーボード | 17,800円 |
マウス | 3,994円 |
ペンタブ | 2,431円 |
パソコン (※固定資産) | 23,875円 |
開業費 (※固定資産) | 1,578円 |
住民票・収入証明書 | 400円 |
Google Play Console登録料 | 2,500円 |
合計 | 141,800円 |
※PayPal・ココナラ等で発生した販売手数料も経費になりますが、この記事では便宜上、収入から引いています。
ドメイン・サーバー代
ドメイン・サーバー代は、通信費として計上しましょう。
1年に満たない更新をした場合は、そのまま記帳します。
2018/〇/25 | 通信費 | 6.000円 |
複数年一括で支払いをした場合は、前払費用として計上します。
電気・プロバイダー費
家で事業を運営しているため、家事按分を行い、
事業に使用した分だけを経費にする必要があります。
事業主貸で毎月の費用を全額計上し、年末に事業の分を経費として計上します。
- 電気・(水道・ガス) 代→水道光熱費
- プロバイダー代 →通信費
2018/〇/31 | 事業主貸 | 10,491円 |
2018/12/31 | 水道光熱費 (2割・家事按分) | 25,315円 |
電気代は、家族の人数と使用時間などから、1割にしました。
また、プロバイダーも同じ様に2割としました。
租税公課
事業を行うにあたって、役場から取り寄せた証明書(住民票など)の費用を計上しています。
2018/〇/25 | 租税公課 | 200円 |
(事業税や、自動車にかかる税・酒税・印紙税・消費税・不動産取得税・組合費・会費も対象です。)
消耗品
WordPressのテーマや名刺・周辺機器などの備品で、10万円以下で購入したものは消耗品になります。
2018/〇/25 | 消耗品 | 2,000円 |
名刺・Wordpressのテーマ・ブログ執筆のためのマウスとキーボードを計上しています。
余談ですが、名刺は便利ですよ~。 取材時や、自己紹介の時にパッと差し出せます。
サイトのQRコードを貼っていれば、後からのアクセスも期待できます。
新聞図書費
ここには、新聞・本にかかった代金だけでなく、
メルマガや、noteの様にネットで購入したデータ・Udemyの様な有料の映像コンテンツ
などを計上することができます。
2018/〇/25 | 新聞図書費 | 12,220円 |
パソコン代
事業のために、パソコンを新調しました。
10万円以上のパソコンは、固定資産として計上します。
4年(一年あたり25%)で償却します。
購入した月からの月割りで計上してくださいネ。
(例)4月に10万円のパソコンを購入
10万円×1/4年×(12-4+1)/12か月
開業費
2017年度に購入したAdobeのCCを開業費として計上しました。
(ブログ運営のための本なども開業費になるでしょう。)
この場合は、取得年月を開業日として固定資産台帳に計上します。
5年の均等償却と決められていますが、いつ計上しても大丈夫 (任意償却)です。
なので、売り上げが多い年にたくさん経費として計上・赤字の年は0円 と、好きなように配分できます。
使っていたソフトが任意償却に対応していなかったので、均等償却を選びました。
事業主 貸・借
事業主貸と借は、屋号口座や現金の出納帳で使用します。
屋号を名前に出来る口座をまだ持ってないという方、是非作るべきです。
審査を通っているという事で、信用にもなります。
事業のお金を私生活の支払いに充てた時は、
2018/〇/25 | 事業主貸 | 2,000円 |
反対に、事業のために私生活のお金を支払った時は、
2018/〇/25 | 事業主借 | 2,000円 |
とします。
ここで、マイナスになっても税金には関係ありません。
(逆もしかり。)
多く税金払うの?・脱税じゃない? という事は無いので、安心してくださいネ!
最後に (利益)
今回は、以下の通りになりました!
売り上げ | 73,934円 |
経費 | ▲141,800円 |
仕入れ | ▲17,491円 |
合計 | ▲85,357円 |
うっ、赤字ですね。
お金をつぎ込みすぎた所も多く見られたので、改善していきたいですね~。(;^ω^)
青色申告で確定申告すると、赤字分を3年間繰り越すことができます。
また、売り上げ-経費が、個人事業主なら38万円・個人なら20万円を超えなければ、
確定申告はしなくても大丈夫です。
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