新名神高速道路
新名神高速道路のうち、高槻JCT・IC~川西IC間の区間については、2017年12月10日に開業しています。
今回は、川西ICから神戸JCTまでの区間になります。
はじめに
はじめに、2016年4月 神戸JCT側、神戸市北区日下部交差点付近に位置している、有間川橋において、建設中の橋が落下するという惨事が発生しました。
下の一般道を走っていた車は幸いにも巻き込まれませんでしたが、作業員が2名死亡・8名負傷しました。
心よりお悔やみ申し上げます。
開業する区間
今回開業する区間は、下記の神戸JCT~川西ICの区間で、2018年3月18日(日曜日)の15時に開業します。
は、神戸JCT~川西インター。川西インター~高槻インターは開業していて、そこから名神高速につながっています。
メリット
付近を通っている、「中国道」 宝塚東トンネルなどで、頻繁に事故や渋滞が発生し、一般道の176号線にも影響が出ている状態でした。
(中国道 西宮山口JCT~宝塚~池田間や、名神高速道路 茨木~大山崎間などで渋滞が起こっています。)
新設の道路を利用する方が増えることで、旧来の渋滞が緩和すると見られます。
また、高槻から京都方面や大阪・奈良・和歌山方面などに、車の分散だけでなく、所要時間が早くなる(阪神北部の方などは特に)ということです。
神戸JCTの位置
神戸JCTは、神戸市北区に位置しています。どちらかというと、三田市や、西宮市北部(山口・名塩)エリアなどと近い位置関係になります。
旧来は、山陽自動車道と中国自動車道の分岐となっていたところです。
当然ジャンクションですので、出入り口はありません。出入り口は、付近に二箇所あります。
① 中国自動車道 西宮北インター
西宮北インターは、西宮市の北部(山口・塩瀬エリア)に位置しています。
最寄地:西宮市北部(山口・名塩)・流通センタ・神戸市北部(岡場エリア)
表示ができると思いますが、一度岡山方面に向かう形になります。
②中国自動車道 神戸三田インター
神戸三田インターは、神戸市北区・三田市に面しています。
最寄地:三田市(ウッディータウン・フラワータウンを中心に)・神戸市北区(イオンモール神戸北・神戸三田プレミアムアウトレットなど)
アウトレットは目と鼻の先となり、さらに行き易くなります。
(新設)宝塚北SIC・SA
SICとは?
SICというのは、スマートインターチェンジの略になります。何がスマートかというと、従来の形態のインターチェンジではなく、ETCでしか通れない(料金収受機がない)物となります。
出入り口での渋滞の緩和・人員の削減といったメリットがあります。
宝塚北サービスエリア
宝塚北サービスエリアも新設されます。ここが他と違う点は、ウエルカムゲートがある点。
ウエルカムゲートには駐車場があり、一般の方や、神戸方面から宝塚北SICで降りる場合、宝塚北SICから神戸方面にいく場合は、こちらを利用してサービスエリアに行きます。
一般道からでも気軽にサービスエリアにいけるという点はなかなか無いですね。
位置
旧福知山線の廃線跡や、武田尾温泉で有名な武田尾駅(JR福知山線)の北側に出来るそうです。
まとめ
ついに新名神高速が開業します。阪神北エリアから、大阪や奈良、京都方面に行きやすくなるということで、ますます便利になりますね!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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