大阪市北区で初開催となる「いきかた図鑑」に参加してみました!
自分の好きな事を”仕事”にしているゲストの苦しい過去を聞いたり
交流をしたりする会です!
コンセプト
社会人には学ぶ・繋がる場所がたくさんあるけど、学生は少なくない??
そこで、これからの未来を生きる若者に
早いうちに社会と繋がれる場所を提供します!!
という訳で、「いきかた図鑑」vol.1の概要と、
自分の中で「スゴイ!」と思ったこと・感想を書いていきます。
参考:私が参加しようと思った理由
Facebookでたまたま見つける
⇒すごいゲストたちが来る!?
⇒参加してみよう!
概要
バーでやってる!
東梅田駅(地下鉄)から歩いて約5分。
この雑居ビルの7階にある「Dining face」で行われています。
「人と人との関わりを楽しいものにする」を掲げている
このバーが主催でやっているのだとか。
参加者は15人と、スペース的にも丁度いいぐらい。
3時間の中身…長いようで短い!?
内容
13:00~13:50 ゲストの自己紹介(これまでの過去を聞く)
13:50~14:20 パネルディスカッション
(人生のターニングポイントとは??)
14:30~15:00 ゲストに質問 (挙手+アプリで)
15:00~16:00 懇親会 (参加者+ゲストで)
時間は少しずれましたが、内容はこのままです。
ドリンク2杯(大人はお酒もOK)と軽食(ポテト・チキンナゲット)で
学生1500円・大人2500円です。
今は成功しているゲストの「過去」
人生、上手くいっている気がするけど???
ゲスト① 「中島真吾」さん (Youtuber+ツアー会社の代表)
『人と人との出会い』『非日常の体験』をテーマに、
人生が豊かで楽しくなるイベント作りをしているという
アットホームな社会人サークル「イベントちゅう。」の代表
そして、「社会の闇や歴史の悲惨さを伝えたい」をモットーに
海外の危険なスラム街にも赴いている「中島兄弟ch【世界一周中】(Youtube)」
も運営されている中島真吾さん。
ゲスト② 「ぬまっち」さん (カフェのオーナー)
専門学校を卒業後、市役所で公務員として働いていたものの
自分のしたいことは違う!と思い退職。
イベントの企画、ラジオパーソナリティーや本の執筆を経験し、
「行くだけ、食べるだけで”つながる”健康のWA(和・輪)」をモットーに、
働く女性が健康な食生活を取れるカフェ・【べじかふぇ wo’s(ウーズ)】
を京都市でオープンしたばかりの、沼田竜也さん(31歳)。
危機感を持っていた
過去を変えたいと思っていたそうよ。
友人に依存してしまった、中島さん
中島慎吾さんは、
高校時代、依存しあっていた関係の友人がいたそう。
その友人は大学を進み芸術家としての夢を進めていく中
何も出来ない自分に嫌気がさし精神的な病気を患ってしまいました。
将来が見えてしまった、ぬまっち
ぬまっちさん(以下敬称略)は専門学校を卒業したあと、
公務員として働いていました。
公務員は安定しているということで、親も喜んでいました。
そこでは都市づくりなど、上から頼まれたことをただ実行するという
どんな人でも出来る仕事に就いていました。
そうして、数年働いているうちに
このまま年をとるとどうなるか、分かってしまったそう。
「夢」をかなえるための下積み時代
でも、そこを自分なりの方法で打破したんだって。
留学したいけどお金がない…中島さん
1か月の海外留学の後、長期間の留学を夢見ていた中島兄弟。
しかし、お金がありませんでした。。
そこで、営業の仕事に就くことに。
1日に1件もアポを取れない下積み時代から、
3年後には全国TOP20位・月収60万円を超えるほどに。
十分お金が貯まったので、仕事をやめカナダに行きました。
色んな人がいた留学先
カナダに留学してみると、
1本10万円もするペンを使っているのに週2日しか学校に来ないサウジアラビアの人など
様々な考え・境遇の人と出会ったそう。
海外への可能性を膨らませ、バックパッカーとして45ヵ国も旅したそう!
その後、28歳で国際交流をするイベント会社を設立。
ぬまっち (公務員で副業出来ない。。)
公務員をやめてカフェをしてみたいけど、
上手くいくかは分からない。
だから行動しない=何も変わらないというモヤモヤ感を抱きながら
公務員の仕事を続けていました。
実際に行動しようと思い、
空き時間にカフェのバイトをしたいと思いましたが、公務員は副業禁止。
見つかるとクビになってしまいます。
そこで、行きつけのカフェに
「土・日、無償で働けないか??(ボランティアとして)」と言うと即OK。
そこでは、
1年間コーヒーの入れ方からお客さんへの対応まで学んでいました。
実はたまたまだった
そこで、夢に向かって素直に突き進んだそう!
中島兄弟
Youtubeを始めたのは…
Youtubeで動画を投稿し、
今やチャンネル登録者1.5万人・総再生数360万人を誇る彼。
実は、家族で海外旅行に行っているホームビデオを
Youtubeに投稿していった所、思わぬ反響を生んでいく事になったのだとか。
パーティーを開催できたのは…
さらに、日本に帰って国際交流パーティーをしたいと思った時は
たまたま有名な社長と出会ったそう。
自分の口で素直な思いを述べ、営業時代の粘り強さを生かして実現。
今や何度も開催することに。
ぬまっち (公務員をやめてバーを始める!?)
カフェで修業を積んでいると、知り合いから
「カフェを閉めるから、自分でお店やってみる??」という誘いがありました。
飲食店の友人からは、「厳しいから辞めといたら~」と言われていましたが、
このチャンスを逃したら次は無い!と思い、公務員を辞めることに。
親に反対されたくないので、事後連絡したところ・・・
家を出されてしまいました!
自営業の厳しさを常々感じていたそう。
1か月ホームレスを経験した後、貰ったバーで住んでいました。
そして、今は自分が母子家庭で貧しかった過去を元に
ひとり親家庭のコミュニティ作りの場、
「”みらい食堂”」を毎月1回開いています。
どうして、決断できたの??
現状が変わる事への不安・心配が有ったハズ。
どうして、夢に向かって突き進めたの??
当時の中島さんは、失敗しても何も失うことが無かったから
容易に決断できたそうですが、
何かを選択する局面で大事にしている考え方を持っているんだとか。
迷った時に後悔しないために…
それが、「亡くなる間際の自分を想像する」ということ。
それは表面上ではなく心の奥からしっかりと向き合い、
やっている自分・やってない自分のどちらが将来、後悔しないか?
を考えているそう。
そして、ぬまっちは
何のために生きているのかを考えた結果、
時間に限りがある人生、
どうせ悩むなら、自分の好きな事で悩んだ方が良い、と思っていて
いつも最悪のケースも想定しながら好きな事に向かって進んでいるそう。
親に”音楽の才能は無い” と言われて20年…
基本的に親が放任主義だった中島さん。
どんな時も自由で、決まった道がなく試行錯誤で続けてきたと言いますが…
親から、「音楽だけは才能が無いから辞めなさい。」と言われていました。
自分に一番身近な存在の親に言われ、その後20年間ずっと蓋をしてきました。
しかし、このまませずに年を取ると後悔すると考えた中島さん、
20年ぶりに音楽の活動を徐々に始めていくことに。
若いころを振り返ってたら何をする??
波乱万丈な人生を生きてきて、
「昔こうしておけばよかった」という後悔は有るのかな??
「10代に戻ったとしても、似たような人生を歩むかな」
ー大学でキャンパスライフを経験してみたかったことを除いて
現在の状況には大方満足しているそう。
過去のマイナスが今の原動力に。
高校時代、友人と依存しあっていた中島さん。
当時は悩み、良いことは一つもありませんでしたが、
そこから「何にも(人・もの)依存しない」という教訓ができました。
解決策を見つけ出せたんだね!
「過去を振り返る」ことが大切
自分の好きな事・考えと本気で向き合った事で、
達成するための方法が見い出せ、楽しみながら進めていくことができました。
それは、例えマイナスな事でも後から振り返り、
原因を突き止め、同じことをしないよう
「今」に生かす事が大切です。
続けられたのは、「環境」を選んだから。
どうしたら続けられるのかな??
子どものころ、サッカー部に入っていたぬまっち。
挫折しそうになりながらも、ずっと一生懸命に続けていました。
そこで学んだのは、
やるしかない環境に身を置き、辛くても止めずにやりきる!
ということ。
元々人前で話すのが好きでは無かったものの、
ネットラジオのパーソナリティーを務めるなど
出来ることを自分から増やしてきました。
経験を増やしていくことで、うまくなっていったといいます。
個人? 団体?どっちが良い??
どっちが良いんだろうか…??
個人で活動している中島さんと、ぬまっち。
それぞれの経験を元に話してもらいました。
個人が向いていた:中島さん
元々世間体が苦手だった中島さん。
スポーツでは団体戦より個人競技の方が得意、
仕事も組織より自分中心の方が得意。
自分は何かに属して行うことは厳しい
⇒だから、自分は個人で行う。
団体では出来ないという消極的な選択でしたが、
そんな中島さんでも今では楽しく生きているそう。
色んなコミュニティーに属している:ぬまっち
「自分一人じゃ何もできない」と考えているのがぬまっち。
人それぞれ違った過去があり、色んな人から学べることも多いと言います。
そして「自分の想いがたった一人でも届けばいい」という考えの元、
色々な所に出かけ話をしています。
ただ、時間には限りがあります。
そこで、自分のアドバイスを行動に移した人とだけ
接することにしているそうです。
最後に
紆余曲折をしながら生きてきた、人生の先輩たち。
今は上手くいっている人にも壮絶な過去があった事にビックリ( ゚Д゚)
一つの「生き方」として参考になりました。
次回は12月1日(日)を予定されていて、
いろいろあるよblogでも詳しい情報が入りしたいお伝え致します。
コメント