皆既月食は見れましたでしょうか??
皆既月食とは?
地球や、月、その他の衛星等の星々が輝いて見えるのは、太陽を始めとした、恒星のおかげですよね。
その、太陽から来た光が普段は月を照らしていますが、その間に地球が入り込む(つきが地球の影の中に入る)ことで、月には光が届かない状態になります。
この二行を読んで、疑問に持った人は多いでしょう。
理由は、地球を通った太陽光線が月まで届いているから。
また、地球の大気を通るときに太陽光線は屈折し、波長の短い青色の光は届かず、長い赤色の光は届くから。
また、当然ですが太陽のように直接発光しているものを見るわけではないため、専用グラスなどは不要。
1月31日の皆既月食
ご存知のとおり、1月末に皆既月食がありました。20時50分ごろから欠け始めて、24時15分ごろの終わりました。3時間以上にわたった比較的長いものでした。
また、今回は通称”スーパーブルーブラッドムーン”と呼ばれました。
スーパーブルーブラッドムーンとは??
まず、”スーパームーン”というのは、地球と月が非常に近づき、さらに太陽と地球、月が一直線上になった時を表します。
”ブルームーン”とは、青い月という意味もあるのですが、ここでは、春・夏・秋・冬のそれぞれの季節で3回目の満月のことを”ブルームーン”と呼びます。(季節は、春分・夏至・秋分・冬至で区切る)
”ブラッドムーン”とは、赤く見える月のことを指します。英語でブラッドは”blood”で血のことを表しますので、血のように赤いということでしょう。
つまり、今回3つの現象が同時に見えたということです。
昨日の皆既月食は見れましたか??
今回、Twitterで投票をしてもらいました。
昨日は、皆既月食でしたね!皆さんは見れましたか??#皆既月食2018 #スーパーブルーブラッドムーン #月食
— iroiroaruyo.net (@iroiroaruyo_net) 2018年2月1日
その結果、以下の通りになりました。
- 見れた・・・18%
- 欠けかけは見えたが…・・・33%
- 見えなかった…・・・50%
(n=12)
分母が小さすぎるので一概には言えないですが、見えなかった方も結構いますね。
自分はというと、最初21時ごろは下のように欠け始めているのが見えましたが、22時過ぎに再度見てみたところ、雲の影響で見れませんでした。
時間的に見れなかったとか、あること自体を忘れていたという人もいるかもしれませんが。。
過去には??
もっとも最近では、皆既月食は2015年4月にありました。3年ほど前です。また、2016年3月には皆既日食が、2017年8月には皆既月食がありました。
次回は??
次回の皆既月食は、2018年7月28日。前回と違って、朝の3時から5時と、早朝に行われます。次回は晴天だといいのですが、、、。
最後に
見れなかったー!!悔しい!!!ということで、最後はTwitterより、うまく写真を撮れた方のものを引用させていただきたいと思います。
22時8分頃の皆既月食。さきほどより露出を長めにした一枚。 #国立天文台 #皆既月食 pic.twitter.com/dOhOVkZ9Ho
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2018年1月31日
(Twitter 埋め込みツールを利用しています)
最後までお読み頂き有難うございました。
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