代理人カード
代理人カードをご存知でしょうか?銀行に口座を作ると1枚のキャッシュカードを作りますが、本人用ですよね。
しかし、2枚もてたら便利だ!と思ったことはありませんか?
たとえば、このような場合
- 夫婦で同じ口座(給与口座)の出し入れを行いたい
- 親が学生の口座の管理
- 仕送りを引き出してもらう
3番目は、振込口座が無料であったとしても、振込みをする手間がかかるので、それが省けます。
このような場合には、代理人カードを発行することをお勧めします。(イオン銀行の場合、無料です。)
申し込み方法
申し込み方法には2通りあります。
- イオン銀行のブランチ(支店)に行く
- 電話で資料請求をする
残念ながら、インターネットバンキングでの申し込みや資料請求はできません。そのため上述の2つのうちのどちらかとなります。
電話で資料請求をする場合の電話番号
電話番号で資料を請求する場合、イオン銀行に直接訪れる場合に比べて、郵送分日数がかかります。そのため、今回は支店に行くことにしました。
支店での申し込み
イオン銀行の支店であれば、日本全国OKです。主にイオン銀行はイオンモールなどの大型店舗内に入っています。
このような店舗です。私が平日訪れた際は、がら空きでした。ちなみに365日、午後9時まで開いているので、会社帰りなどでも気軽に訪れることが可能です。
持ち物
- イオン銀行キャッシュカード(デビット+キャッシュカード・クレジットカード)
- 代理人カードに設定するパスワード(考えておく)
ここで、印鑑や身分証明書が必要では??と思うかもしれませんが、本人かつ暗証番号を失念していないということで、不要でした。
手順
実際の手順を記しています。なお、富士通のコンシェルジュ端末(タブレット)を利用します。
- カードを発行したい口座のキャッシュカードを持っていきます。
- 銀行員が端末にキャッシュカードを入れてセッティングしてくれます。
- 暗証番号を入力
- 申し込み内容などの確認
- 代理人カードの暗証番号を設定
- キャッシュカードの暗証番号を入力
なお、申し込みに当たって書類に記入したりということは一切なく、10分程度で完了しました。また、分からない点があったとしても案内してくれるので安心です。
申し込み後 約1週間程度で届きます。
イオン銀行 代理人カードの注意点
ここでは、イオン銀行のキャッシュカードを作るに際しての注意点を書きます。
- 発行手数料や年会費などは一切無料
- 送付先は本人の登録済み住所宛
- 代理人の取引は、口座名義人の取引と同様に取り扱われる
- 一日あたりの利用限度額は、口座名義人カード+代理人カード(合計額)
- 一部の取引は出来ない
②送付先
送付先については、銀行に登録してある本人の住所宛にのみ送られます。これは、マネーロンダリングなどの防止のためですね。
そのため以下の場合には注意が必要です。
- 引越しをした場合(転送されないため)
- 代理人カードを離れている方が使う場合
前者の場合は、最初に変更がないかの確認を取るので心配無いと思いますが、後者の場合は一度受け取ってから再度送ったりということが必要になります。
③代理人の取引
代理人の取引については、口座名義人と同様に取り扱われます。それも当然で、振りこみをしたけどやっぱりやめる何ていうことがあると、おかしくなってしまいますからね。
逆に、家族のものに引き出されまくるといったことが無いよう注意が必要です!
④1日あたりの限度額
一日あたりの限度額は、本人カードと代理人カードの合計です。カード発行に合わせて上下させることをお勧めします。なお、代理人カードだけ違う制限額(出金は出来ないようにする等)といったことは出来ないので、注意が必要です。(あらかじめルールを決めておきましょう)
⑤代理人カードで出来ないこと
- 定期預金の中途解約
- ATM残高履歴発行サービス(利用内容と金額が遡って発行されるもの)
- キャッシュカード利用限度額の変更
- カードローンの取引
- クレジットカード取引 (付帯されない)
- WAON取引 (付帯されない)
後述の2つは、本人のカード種類に関わらず、そもそもカードに付帯されません。また、利用限度額やローン等、悪用される危険がある部分は制限されています。
コメント